基本データ
| タイトル | 知らない街が |
|---|---|
| 画像 | ・ ・ |
| 価格 | 700円 |
| 収録曲 | 1. 知らない街が (aki106) 2. 犬っぽい (aki107) 3. 本当のぼくを (aki93) |
| 初出 | ボーマス63 (2026.7.23) |
| コメント | いろいろな街を知っていきたいです |
| 在庫 | 在庫あり |
| 通販 | BOOTH Bandcamp |
| XFD | sm46582699 |
1. 知らない街が
知らない街が、あなたの街になってゆく。
あなたのことを、思い出す場所が増えてゆく。
何気なく読んだ、記事に
あなたの住む街を見かけた。
見覚えのある街を。
きみと歩いた、道も、
飲んだコーヒーの味も、
ぜんぶ覚えているよ。
知らない街が、あなたの街になってゆく。
あなたのことを、思い出す場所が増えてゆく。
短いメモ書きで、夢を
はっきり思い出せるような、
そんなのと、おんなじで。
街の名前が、ぼくに、
きみとの思い出ぜんぶ、
思い出させるんだ。
知らない街が、あなたの街になってゆく。
あなたのことを、思い出す場所が増えてゆく。
きみを忘れたくても、きっと思い出す。
街の景色と匂いが、懐かしくさせる。
急に寂しくなって、泣きたくなるのは、
きみと歩いた道を、ひとりで行くから。
知らない街が、あなたの街になってゆく。
あなたのことを、思い出す場所が増えてゆく。
(2026年6月; aki106)
2. 犬っぽい
認めたくないけど、ぼくって相当、犬っぽいらしい。
憧れの、ねこになれるよう、がんばってほしい。
でもマスターに、甘えたくなるのって、当然のことでしょ。
でもマスターに、なでてほしいのって、当たり前でしょ。
生まれ変わったら、ねこになりたい。
好き勝手そのへんを、自由に歩きたい。
甘えたいときは、きみに甘えて、
ほっとかれたいときには、ひとりで眠る。
ねこになりたいって言ったら、笑われるかな。
ねこはそんな甘えん坊じゃないって、言うかな。
認めたくないけど、ぼくって相当、犬っぽいらしい。
憧れの、ねこになれるよう、がんばってほしい。
でもマスターに、甘えたくなるのって、当然のことでしょ。
でもマスターに、なでてほしいのって、当たり前でしょ。
犬が嫌なわけじゃ、別にないけど、
ねこのほうがなんとなく、かっこいい気がするし、
きみがいなくても、寂しがらず、
なんともないような顔で、生きてけそうだから。
認めたくないけど、ぼくって相当、犬っぽいらしい。
もっとかっこよく、なれるように、がんばってほしい。
でもマスターが、いなくなったら、寂しくなるでしょ。
でもマスターが、見てくれなかったら、悲しいでしょ。
(2026年7月; aki107)
3. 本当のぼくを
本当のぼくを見て、見て、見て、見て、よ、
本当のぼくを見て、見て、見て、見て。
はじめましては、恥ずかしいから、
みんなの好きな姿を、スクリーンに映す。
知らないあなたにも、愛されるように、
いつも優しく素直で、かわいくあるように。
この「好き」が、ぬいぐるみとか、人形とかと、同じ、
「好き」だって、気づかない、わけなくて。
本当のぼくを見て、見て、見て、見て、よ、
本当のぼくを見て、見て、見て、見て。
みんなの「好き」は、うれしいけど、
特別になれないのは、ちょっとだけ、つらい。
あなたを、ひとりじめ、してみたいけど、
そんな願いは、人形には、似合わない。
好きになって、もらうための、笑顔のはずだったのに、
きみだけに、愛される、邪魔をする。
本当のぼくを見て、見て、見て、見て、よ、
本当のぼくを見て、見て、見て、見て。
(2025年1月; aki105)